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幸田町 ペレットストーブのある家プロジェクト
自宅兼モデルハウスとして計画をはじめました。でも住まいを建てられる土地はありません。まずは土地探しからスタートなのですが、なかなか「これ!!!」という場所がみつかりません。知り合いの不動産屋さんをまわり、身内に相談してみたり…。そんなときにタイミングよく、幸田町から土地交換のはなしがでてきて、ありがたかったです。
区画整理地内の北道路の土地。南と西は今のところ空き地。でもいつ家が建ってもおかしくありません。南側に二階建ての家が建っていると仮定して、太陽の動きを確認しながらプランニング。こうして家の真ん中に二階の窓から一階リビングに光を落す吹抜けがうまれてきました。
このモデルハウスを施工するにあたってのコンセプトは次の3つ。木材の地産地消・調湿性能の高い自然素材・木質燃料ペレットをつかうストーブの設置。そしてもう一つ。「少しでもいいから、自分たちの手でなにかをしたい!!!」ということ。
そこで杉の床材・杉の外壁材・杉の板塀材を植物塗料「匠の油」をつかって、塗装することにしました。夫婦ふたりと甥っ子の手で完成です。
棟上げ当日は、棟梁が屋根のてっぺんまで行かせてくれて、最後の棟取付をさせてくれました!!!高いところでかけや(木をたたく道具)を振る動作はかなりの緊張感がありました。これを楽しそうにしている大工職方の能力はやはりすごいと実感しました。
あれから6年。実生活で感じているこの住まいの唯一といえる改善点は「窓」です。「窓」の断熱性能をアルミ複層ガラスの約3倍性能アップさせる必要があると痛感しています。アルミ樹脂の複合サッシか?それとも樹脂サッシか?まだまだ学ぶことが必要です。
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