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幸田町 中庭付き古民家再生プロジェクト

母親の茶飲み友達のZさん。Zさんが「リノベーションを考えているけど、建築屋さんを知らないかな?」と茶飲みの場で話が出たことが出会いのきっかけ。Zさんはガーデニングでいくつもの賞を受賞されるほどの方。その庭でいただくお茶は本当にぜいたくな一時です。庭と植物の勉強をしたいときは、Zさん家に足を運び教えていただく、そんなお付き合いもさせていただいています。

そのZさんちは築70年すぎの【石場建て】というつくりのいわゆる古民家の住まい。大規模な耐震改修をして古民家の見た目がおおきく変わることを良しとしなかったZさん。そこで見た目を大きく変えずに、この住まいの改修工事を第1期~4期に分けておこないます。
1.浴室・脱衣場・玄関ホールの再生工事
2.耐震化のための床下補強工事

3.畳部屋を杉床材に貼替えて子供室へ再生工事
4.劣化の激しい使っていない納戸とトイレ部分を解体撤去。解体部分には塀を築造する工事

​今回は4坪程度ですが「減築」という手法での耐震性能アップをおこないました。無駄な部分をできるだけ取り除くという設計の考え方がベースになります。木造住宅では比較的「減築」という手法がとりやすいのも一つのメリットです。

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